モトカの日記 Type-P

FORZA Siでお気楽に。

日本中に眠っている郵便切手の総額とは

実家で戸棚の片付けをしていると、郵便切手が出てきました。

ドラえもんやミッフィーなどのイラストが入ったグリーティング切手や、万博などのイベントに際して発行された記念切手など、その総額は数千円にのぼりました。

私の両親は切手を集めることを趣味としていたわけではありません。もっと多くの切手を保管している家庭もあることでしょう。

また、家庭ではなく会社などにも、まとまった額の切手が眠っているはず。

日本中にいくらの郵便切手が眠っているのか気になりました。

退蔵切手

調べてみると、発行されたものの使われていない切手は、退蔵切手と呼ばれることが分かりました。

退蔵とはつまり、使用せずにしまいこんでおくこと。

そのような郵便切手は、古いものであっても、今でも額面通りに使うことができます。

切手は日本郵便の負債

ここで、切手の扱われ方を少し細かく考えてみます。

郵便局は、切手を発行し、使用者に対して一定の金額で切手を販売します。

これは使用者が郵便料金を前払いしているとも言えます。

使用者がその切手を郵便物に貼って郵便局に持ち寄った際に初めて、郵便局は先に受け取った金額の分の郵便サービスを提供します。

つまり、発行されたが使われていない切手は、日本郵便にとっての前受金すなわち負債であるということです。

なるほど、これは百貨店が発行する商品券と似たようなものですね。

日本郵便の貸借対照表から

負債である退蔵切手の総額は、切手の発行者である日本郵便の貸借対照表に記されていました。

勘定科目としては、前受郵便料と記されています。

www.post.japanpost.jp

2018年3月期の貸借対照表によると、前受郵便料約450億円

ものすごい額に見えますが、日本郵便の事業の規模はそれを凌駕するものでした。

というのも、損益計算書を見ると、この期の郵便業務等収益1.9兆円。こちらの方こそ、ものすごい額です。

参考までに、近年の年賀はがきの売上は、低減傾向にありますが約1500億円

それらに比べれば、もし1年間に全ての郵便料が退蔵切手で支払われたとしても、痛くも痒くもなさそうな気がします。

日本郵便、すごい。

これからも信頼できる郵便サービスをよろしくお願いします。